ほのかにシュール。

◇仕事の間にのんびりと、ＤＶＤで「ブラウン神父」シリーズを見ている。
クリスティーものと似ているようで、どこかほのかにシュールな味が漂っている。
私は「木曜の男」を最初読んだときはそうでもなかったが、今は愛読書の一つだ。「ブラウン神父」も子どものころに読んだときはそうでもなかったのだが、今読んだらはまるかもしれない。原作を注文してみようかな。

◇遠出して夜遅く帰って来たら、カツジ猫がお迎えに出ていなかった。
ちょっと心配しながら家に入って、クローゼットをのぞいたら、そこの窓辺で寝ていて、眠そうに起きてきたのを抱いてやったら、しばらくおとなしく膝に抱かれていて、時間がそのまま立ってしまい、おかげで車から荷物も下ろせないままだ。まあ明日の朝でもいいか。ということは早く寝ないと。

しかし、カツジのやつ、まだ十歳にもなってないのに、そろそろ耳が遠くなって、私の車の音が聞き分けられなくなったのか。はたまた、単に私の帰りが遅かったから、ぐれて出迎えなかったのか。そこは何とも判断しがたい。