ぼくが、いるからいいけど（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

かいぬしは、ゆうべは、てつやをしたみたいです。
ぼくは、ときどき、にゃあにゃあと、よびにいったけど、
「かつじー、もうちょっとねー」といって、
いつまでも、ぱそこんをうってるので、
みかぎって、ひとりでねました。

あさ、ぼくのごはんが、なくなっているのをみて、かいぬしは、
「わあ、すまんかった、わるかった」といいながら、
どらいふーどを、いれてくれました。
きょうは、じむがやすみなので、
いまから、おふろをわかして、はいるそうです。
「きょうこそ、いえをかたづけるぞ」
と、いっているけど、ほんとかな。

ふだんだと、かいぬしは、べっどにはいって、
てれびで、かいがいどらまをみます。
いまは、「くりみなる」なんとかという、こわいのをみています。
まいかい、はじまるときに、おんなのひとが、いえにかえってきて、
わるいひとがいるのをしらないで、
あるきまわっているばめんで、かいぬしは、
「ここが、いつも、いちばん、こわいねえ」と、ぼくにいいながら、
おけしょうをしている、ぼくを、さわったり、なでたりします。
しょうらい、ぼくがいなくなったら、
こういうこわいのを、ひとりでみられるか、しんぱいです。

かいぬしは、まいとし、ぼくのために、こいのぼりを、にわにたててくれます。
ことしは、いそがしかったから、まだ、たててくれません。
「きょうは、あめがふってるしねえ。
おてんきになったら、すぐたてようね」といっています。

このしゃしんは、きょねんか、おととしのかわからないけど、
ぼくと、こいのぼりを、いっしょにうつそうとして、
かいぬしが、くろうした、りきさくです。
でも、かいぬしは、まいとし、たてかたをわすれて、
いろいろ、くろうして、やっとたてて、
「あー、つかれた。らいねんは、やめようかな」と、ぼやいています。
ことしは、どうするのかな。
ぼくは、どっちでも、べつに、かまわないけどな。