ぼくが、すきだった、そふぁ(カツジ猫)
みなさま、こんばんわ。
きょうは、あめがふって、すこしさむかったので、
ぼくは、べっどで、ひるねをしていた、かいぬしのところにいって、ねました。
「さむいと、くるんだねえ」と、かいぬしはよろこんでいました。
かいぬしは、ぼくのあたらしいあかいくびわをしゃしんにとろうとしています。
でも、ぼくのくびのけにかくれて、みえないので、おもったようなしゃしんがとれず、
「こりゃ、こいのぼりとのつーしょっとより、むずかしい」と、なげいています。
このしゃしんは、まえに、このいえにあった、ぼくのすきなそふぁを、
かいぬしが、いなかのいえにはこびだすまえに、
ろうかにおいていたときのです。
しかくい、いすを、くみあわせてあるので、
ばらばらにして、たてて、おいてあります。
ぼくが、おもしろくて、うえにのってあそんでいると、かいぬしは、
「わかれをおしんでいるのかい」といって、
しゃしんをとってくれました。
さいきん、ぼくが、あまりいっしょにねないので、かいぬしは、
「おまえもなんだか、いっちょまえのねこらしく、あいそがわるくなったねえ。
おとなのねこに、なったのかい」といっています。
でも、きょう、かいぬしが、せんたくものをほして、かえってきたとき、
あいたどあから、げんかんにとびだそうとしたら、
ちょっとだけ、からだをはさまれました。
「きっちんのどあで、よかったけど、
げんかんのどあだったら、おもいから、
おまえ、ぺしゃんこだよ。いつか、そうなりそうなきがする」
と、かいぬしはいって、
「やっぱりちょっと、まぬけというか、いきるちからがないねえ」と
ぼくをみて、いっていました。
あたらしいべっどの、ねごこちはいいので、
ぼくは、ながいきできるよう、がんばりたいです。