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ぼくたちのたびのつづき(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、せんぱいねこの、きゃらめるさんのめいにちが、ちかいので、
きゃらめるさんがすきだった、「かわはぎ」をさがしているけど、
どこの、おみせにもなくて、くろうしているみたいです。
 きのうも、いくつか、すーぱーをまわったらしくて、からぶりで、
「うーん、あしたも、みつからなかったら、
れいとうこに、ほぞんしてあるのを、つかうしかないか。
 せめて、あいつがすきだった、むぎのほでもあれば、
おはなといっしょに、そなえてやれるんだが」といっています。

「ひにくなことに、おまえの、つきめいにちにそなえる、
ふくの、おさしみは、いま、どこのみせでも、よくみかけるんだけどねえ」と、
ぼやいています。

「おれは、れいとうでも、かまわないんだけどな。
なんせ、にじゅうごねんも、まいとし、かわはぎを、そなえてくれてるんだから、
いちねんぐらい、なくても、もんくはないよ。
 むぎは、いまじゃ、じぶんで、さがしにいけるしな」と、
きゃらめるさんは、いっていました。

このまえの、たびのはなしの、つづきをします。
 さいごの、みっかめは、かいぬしは、ちかくのまちに、えいがをみにいきました。

せんぱいねこの、きゃらめるさんは、ほてるのなかを、たんけんしていたらしく、
「はだのいろや、めのいろがちがうひとが、たくさんはたらいていて、
むかしとちがっていて、おもしろかったぞ。
 そのひとたちに、ついてきているらしい、よそのくにの、
とりや、どうぶつも、いくつかいた。
 おれたちと、おなじように、もうしんでいるから、いきもののめにはみえないが、
それぞれ、ほてるのあちこちで、くつろいでいた。
 はでないろの、とりや、みたことのない、どうぶつもいた。
 はなしも、すこしはつうじるようだ」といっていました。

まちを、たんけんしていた、あにゃんさんも、
「たしかに、めずらしい、どうぶつをよくみかけたよ。
おおきな、ぞうや、へびも、いたみたいだ。
 ふるい、おみせは、あまりかわっていなかったけど、
なくなっていたのも、あった。
れんきゅうだからか、ひとがおおかったなあ。
 かいぬしが、よくいく、やまのうえのおみせも、
ねこや、いぬが、かなり、いれかわっていたよ。
 むかしいた、ねこの『ぐるぐる』とか『きなこ』とかにもあって、
なつかしいから、べらんだで、いろいろおしゃべりして、
きのぼりも、さんぽもしたよ」と、こうふんしていました。

ふたりとも、まだ、ほてるや、まちをみてまわりたさそうで、
けっきょく、また、あにゃんさんと、ぼくだけが、
かいぬしと、えいがをみに、でかけました。

くるまで、しばらくはしったら、おおきなまちに、つきました。
 しずかで、のんびりしたかんじで、
ぼくはすきだったけど、あにゃんさんは、
 「なんだか、いなかねえ。はなやかさがないわ。
やっぱり、ふくおかのほうが、ずっとすてきよ」と、
ふまんそうでした。

えいがかんは、ちいさくて、がめんもくらくて、
えいがのなかみも、たいくつだったので、
ぼくは、ほとんど、ねていました。
 でも、あにゃんさんは、きにいったらしくて、
「あたし、えいがをみるのは、はじめて」といって、
ねっしんに、すわって、ましょうめんから、みていました。
 おわってからも、「ああ、おもしろかった。かいぬしも、
はやく、あんなふうに、いごこちよく、いえをかたづけて、
すみごこちよくしてくれたらいいのに」といっていました。

そのあと、えきの、しゃれたおみせで、おいしい「らんち」をたべて、
また、くるまで、ほてるにかえりました。
 あにゃんさんは、「ぞうの、すぐそばまでいった」と、
こうふんして、しっぽをふっていました。

つぎのひのあさ、またみんなで「ろてんぶろ」にいって、
もういちど、おはかまいりをして、はやめに、かえりました。
 つかれたけど、おもしろかったです。
 また、みんなで、いけるといいな。

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カツジ猫