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ぼくと、かいぬしの、こうぼう(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、きょう、せっせと、へやをかたづけて、
しんぶんしや、ざっしを、しばって、ごみにだしました。
そして、にわにある、ぼくの、といれのすなばも、
きれいにしてくれました。
そんなに、よごれても、いなかったんだけど。

ぼくが、べっどにねていると、かいぬしは、
うえから、がばっと、のしかかってきて、
りょうてをついて、ぼくのかおをみながら、
「あれ、こんなにうえから、かぶさられて、こわくないの。
びびりのくせに、へんなねこだなあ」と、
つまらなさそうにしています。

きのうは、あさおきてから、べっどのうえに、すわっていたので、
いって、ひざにのったら、
「おお、よしよし」といって、みみや、かおや、くびを、
ゆびで、かいてくれました。
ぼくが、つめで、のどのところをひっかいていると、
「はいはい、そこがかゆいの。
あいにく、つめをきったばかりなのよね」といいながら、
ずっと、のどを、かいてくれました。

ぼくは、いいきもちで、とけそうになって、
ぐるぐる、いっていたけれど、
かいぬしは、「ほら、ごはんをたべないと」と、いって、
じわっと、ぼくを、ひざから、のかそうとするので、
ぼくは、かみついて、こうぎしました。
「もう、これだから、おまえってねこは」と、
かいぬしは、わらって、にげていきました。

きょうは、おかずに、めぼしいものがありませんでした。
だから、「おやつ」で、がまんすることにします。
あしたは、なにか、わけてくれるかな。

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カツジ猫