ぼくと、くさのみ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、けさおきてすぐ、
「こう、あついのなら、せめて、せんたくをしよう」といって、
ねていた、めんもうふを、はいで、せんたくして、ほしました。
それから、ぼくをじっとみて、
「おまえも、なんとかしなくちゃね」といって、
べっどのうえで、ぶらしをかけました。
ぼくは、このごろ、けがぬけていたので、
ものすごく、けがとれて、
かいぬしは、ぼくの、こしのところに、たまる、けが、
「ばれえの、ちゅちゅを、はいてるみたいやん」と、よろこんで、
どんどん、ぶらしを、かけました。
さいしょは、きもちがよかったけど、
だんだん、うざくなったので、
ぼくは、あばれて、かみつきました。
かいぬしは、「そういわないで、もうちょっと、とらせて。
すごく、とれるから、おもしろくて、やめられない」といって、
ぼくに、おもちゃの、いとだまを、かみつかせておいて、
いっぱい、けをすいて、とりました、
ぼくの、あたまぐらいの、かたまりが、とれて、
かいぬしは、にわのこうじをしている、わかいひとに、
「すごいでしょう」といって、みせびらかしていました。
わかいひとは、かんしんして、にわにいる、ぼくをみて、
「なんだか、すっきりしましたね。
かつじ、きもちがいいだろう」と、ぼくに、いいました。
でも、まだ、いくらでもとれるので、
かいぬしは、もっと、ぶらしをかけたそうです。
まあ、ちょっとぐらいなら、いいけども、
かいぬしは、なんでもそうだけど、
はじめると、やめないので、
あれで、じんせいを、しくじると、ぼくは、おもいます。
にわも、わかいひとが、「みょうが」をほっていったので、
だいぶ、すっきりしました。
ぼくが、いままで、いかなかった、きのしたとかを、あるいて、
くさのみを、からだにつけて、かえったら、
かいぬしは、「あれ、そんなくさが、どこにあったの。
おまえ、むかしの、じゆうに、そとをあるく、ねこみたい。
わたしが、こどものころ、うちにいたねこたちが、
よくそうやって、くさのみをつけて、
かえってきてたよなあ」といいながら、
ぼくの、からだから、くさのみを、とっていました。
ぼくは、おやつや、おさしみも、すきですが、
さいきんは、かいぬしが、いそがしいときに、
とりあえず、くれる、かつおぶしも、すきです。
「ぺっとようのは、あまり、よくないらしいからね」といって、
かいぬしは、じぶんのたべるのを、ぼくにもくれます。
きのう、かいぬしが、りょうりをしていて、
「くるみ」のふくろを、あけたときに、
かつおぶしのふくろと、おなじおとがしたので、
ぼくは、とんでいきました。
かいぬしは、「え、なになに」と、びっくりして、
「ああ、これか、おなじおとだもんね」といって、
かつぶしの、ふくろをあけて、おさらに、のせてくれました。
ぼくは、まんぞくして、たべました。
かいぬしは、ねるまえに、また、ぶらしをかけたいらしいから、
ぼくは、いまから、おにわに、でていようと、おもいます。
かいぬしが、ねむったら、もどってこよう。(^-^)/