ぼくと、こちょうらん(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
きのうもきょうも、すごくいいてんきです。
かいぬしは、おおきなはちに、いっぱいに、うわっていた「こちょうらん」を、
このまえのひに、いちねんほっきして、かぶわけをしました。
「れーすごしの、おひさまが、いちばんいいらしいけど、
それだと、おくところが、ここしかないのよね」と、
まよったあげくに、けっきょくは、
まえのはちと、おなじところに、みっつならべて、おきました。
「おまえの、ねばしょが、せまくなっちゃったけど、
それが、おまえに、わかるだろうかね。
ねこは、かずをあまりたくさんは、かぞえられないとおもうけど、
ひろさについては、どうなんだろう。
それと、いままでは、ひとつしか、はちがなかったから、
そのよこをとおって、つくえのとなりの、かごに、
はいってねていたけど、それもできなくならないかな。
おまえ、したから、ちょくせつは、あのかごに、とびあがれないんだよね」
と、いろんなことを、しんぱいしています。
さしあたり、ぼくは、そんなにこまらないで、
ここちよく、ねています。
きょう、ぼくの、あたらしいくびわを、ちゅうもんしていたみせから、
できあがりがおくれると、でんわがあって、
ごがつの、なかごろにしか、できないそうです。
「まあ、それまでに、いまのくびわと、まいごふだに、
せいぜい、わかれをおしんでおくのね」と、
かいぬしに、いわれました。