ほっとくと、こうなる。

◇何年か前、多分正月に、庭の鉢に葉牡丹を植えました。その本体はやがて枯れたのですが、種が飛んだのか、近くの砂利の上に、二つほど新しい葉牡丹が生えました。

キャベツみたいでおいしいのか、ひとつは虫に食われてその内になくなってしまいましたが、もうひとつは、虫に食われもしたのですが、それ以上に勢いがよくて栄えて、巨大な株になって、いくつも頭みたいなのができました。

場所がまたちょうど、私がおいていた、ガーデンテーブルの下で、よけてやらなきゃなあと思いながら放っておいたところが、いつの間にか、その鉄の格子の間から茎が伸びて、その上にも花が咲くという恐ろしい状態になり、どうなるのかと見届けたくて、ついそのままにしておいたら、こういう状態になりました。どうしたらいいんですかね。

別にどうなってもいいんですけど、ひょっとしたら、「次郎物語」なんかにも出てくる「岩割りの松」みたいに、その内茎が太くなって、ガーデンテーブルの格子をねじまげちゃったりするんではないかと、それはちょっと気になるんですよ。もうすでに、それに近いことが何か起こってるのかもしれないけど、葉が茂り過ぎていて、中がどうなっているかものぞけない。

◇今日は午前中に銀行で用をすまし、ナフコに行って、ダイニングテーブルの下に敷く、小さめのラグを物色して気に入ったのを見つけて買って帰ったら、もうそれだけで疲れてしまって、バテ寝してました。どうもまだまだ身体が本調子じゃないなあ。カツジ猫は、そんな私といっしょにいられるのがうれしいらしく、ベッドの上で、私にくっついて、ごきげんです。