ぼくと、ばった(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
きのうのよる、ぼくとかいぬしが、べっどでねていると、
なにか、あおいものが、おふろのどあに、くっついていました。
そして、うごいていました。
ぼくが、いそいでおきて、べっどからとびおりると、
かいぬしは、「どうしたの、そんなに、めをきらきらさせて」といいながら、
じぶんも、おきてきました。
あおいのは、ばったでした。
ちょう、みどりいろでした。
かまきりほどは、こわくないかんじだったけど、
ぼくは、ようじんして、てをあげて、さわってみたら、
ばったは、ゆかにおちて、ぼくのまえにきました。
ぼくは、しばらく、みていて、またてをのばして、さわったりしたけど、
どんなぶきをもっているかわからないので、
しんちょうに、かんさつしていました。
そうしたら、かいぬしが、
「ことしは、ばったがおおいのよ。
どうやって、はいってきたのかなあ。
はなか、えだに、くっついていたのを、
わたしが、きづかなかったかなあ。
おまえ、それ、たべないでしょ。
かわりに、ちゅーるをあげるから、
わたしに、それちょうだい」といって、
ばったのせなかを、つまんで、もちあげて、
そとにもっていきました。
ぼくは、ばったを、どうしていいかわからないで、みていたので、
そんなにがっかりしなかったし、
かいぬしが、かわりに、ちゅーるをくれたので、
まんぞくして、また、ねました。
かいぬしとは、このまえ、ぼくがかみついて、かいぬしがおこって、
ぼくをたたいて、ぼくもだまってねて、おたがい、むししていましたが、
かいぬしが、「わるかった」といって、なでて、おさしみをくれたので、
もとにもどりました。
ぼくは、このごろ、おおきなこえでなくので、かいぬしはいやがっていたけど、
それをやめたし、あんまりべたべたしなくなったので、
かいぬしは、「そのくらいがいいよ」といっています。
そして、ぼくが、よる、べっどにいくと、
「ねこは、なでられるのがすきだって、ねっとでみたよ。
おまえもとしだし、いつしぬか、びょうきになるかわからないから、
いきてるうちに、げんきなうちに、
いっぱいなでておいてやるね」といって、
ぼくを、なでまくっています。
じぶんだって、としだし、いつしぬかわからないくせにさ。
そして、ぶらっしんぐを、このなんにちか、さぼっているから、
ぼくとしては、ちょっとふまんです。