ぼくと、ぴんくのばら(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、いなかのいえの、かたづけが、
おおづめに、ちかづいてきたらしくて、
いろいろと、いそがしそうです。
きょうも、しごとにいくまえに、うえのいえを、せっせとかたづけて、つかれたのか、
よるは、おふろをわかしていたのに、そのまま、べっどで、ねてしまいました。
おふろの、すいっちは、ひとりで、きえるから、あぶなくはないけど、
でんきが、むだになるので、よくないとおもいます。
このしゃしんは、このまえ、かいぬしが、
やすいからと、よろこんでかってきた、ぴんくのばらのまえに、
ぼくがいるところです。
きれいだったけど、やっぱり、やすかったからか、
すぐに、しおれてしまいました。
「まあ、このしゃしんが、とれたから、いいことにしようか」
と、かいぬしは、いっていました。
おさしみが、もうなくなったので、
ぼくはまた、「おやつ」をもらっています。
それも、まあまあおいしいので、ふまんはないけど、
さいきん、かいぬしは、ぼくをつかまえては、
ぶらしをかけるので、ゆだんができません。
けが、すごく、ぬけるので、かいぬしは、おもしろがって、
ぼくが、ぎゃおぎゃお、こうぎしても、なかなかやめないで、
「ほら、これは、ふゆの、おようふくだから、
もう、ぬがないと、だめなのよ。
こんなの、じぶんで、なめていたら、
おなかのなかに、けだまができて、
しゅじゅつしなくちゃならなくなるんだから」と、いいながら、
あたまから、しっぽまで、ぶらしをかけます。
でも、「あー、おもしろくて、やめられない」といっているから、
ぼくのためと、いうよりは、
かんぜんに、じぶんのしゅみだと、おもいます。
おつきさまが、まんまるくなって、よるも、あかるいです。
きんじょに、くろいねこが、よくくるので、
ぼくは、みはるのに、いそがしいです。