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ぼくと、またたび(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、このまえ、たんじょうびだったみたいで、
おかあさんと、けーきをたべたあとで、いえにかえってきて、
「どこかに、すてーきでも、たべにいこうかと、おもったけど、
おかねもないし、たいじゅうも、ふえそうだし、
ことしは、ぐっと、じみに、いこう」といって、
いえに、ぴんくの、ゆりのはなを、いっぱいかざって、
すーぱーで、かってきた、じょうとうの、おすしを、
りっぱな、さらに、うつして、たべていました。

そのあとで、ぼくに、ぶらしをかけながら、
「おかあさんの、たんじょうびにかった、おいわいのかーどでは、
ねこが、うたをうたうようになっていたよ。
どうだい、おまえも、はっぴばーすでいとぅーゆーとか、
うたってみないかい」と、ぼくに、むちゃぶりをしました。

このしゃしんは、もうずっと、まえにとったので、
てーぶるかけが、まだ、じみです。
いまは、あかい、はでなのに、なっています。
これと、おなじような、ゆりが、いま、かざってあります。
つくえのうえの、ぐいのみに、はいっているのは、
かいぬしが、なにかにぶつけて、おちてしまった、ゆりのつぼみを、
こうやって、いれておいたら、りっぱに、さいたのです。
ゆりの、しぶとさも、なかなか、ばかに、できません。

かいぬしは、このまえ、うえのいえを、かたづけていて、
ものすごく、ふるい、またたびの、こなをみつけて、
「ものはためしだわ」といって、ぼくのえさに、ふりかけました。
さいきん、ぼくは、どらいふーどがすきで、よくたべるのだけど、
またたびは、へんなにおいなので、えさをたべませんでした。

かいぬしは、「うーん、だめか」といって、
またたびをかけた、えさのさらを、にわにおきました。
けさみたら、きれいに、からになっていたそうなので、
いつもくる、くろねこたちが、たべたんだと、おもいます。

ぼくには、あたらしく、えさをだしてくれたので、
ぼくは、まんぞくしました。
でも、またたびの、あきぶくろを、ごみばこに、すてていたので、
においが、きになって、そのへんを、うろうろしていると、かいぬしは、
「そうとう、げんじゅうに、びにーるぶくろにつつんで、しばって、すてたのにね。
おまえ、そんなに、はなが、よかったっけか」と、ふしぎがっていました。

けさは、ごみをだすひで、くずかごも、からになったので、
ぼくの、きぶんも、おちつきました。

きょうは、すごく、いいてんきです。
かいぬしは、みっかかん、ほしっぱなしにしていたせんたくものを、
やっと、さっき、とりいれて、あたらしい、せんたくものを、ほしました。
あしたも、いいてんきらしいから、
あしたまで、ほうっておくつもりみたいです。

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カツジ猫