ぼくの、おしりはどこ(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
きょうはあさから、ものすごく、いいてんきです。
かいぬしは、いつも、おでかけするときに、ぼくにいうように、
「いいこで、おるすばんしとくんだよー」といって、
でかけるとみせかけて、うえのいえで、あさから、かたづけをしていました。
うえのいえの、もうふをほすのに、にわにでてきて、
かなあみのなかの、ぼくと、めがあったら、
「あらー、そこにいたの」と、とぼけていました。
それは、こっちのせりふだと、ぼくは、おもいました。
そのあとで、あたらしくかった、ちいさいこたつにかける、
こたつもうふを、さがしに、したのいえにきて、
くろーぜっとに、はいったので、ぼくも、いそいではいってみました。
このごろ、ここにはいる、ねこのいりぐちを、
かいぬしが、しめてしまったので、ずっと、はいれなかったからです。
そうしたら、かいぬしは、それにきづかないで、
また、とをしめて、でていってしまって、ぼくは、くろーぜっとに、とじこめられました。
あたたかいし、まどからのながめはいいし、かいてきだったけど、
でられないのは、こまるとおもっていたら、
かいぬしが、おひるごはんをたべるのに、うえのいえからおりてきて、
ぼくをさがしているこえがしました。
ぼくが「みゅ」と、ちいさいこえでないたら、かいぬしは、
「まさか」といって、くろーぜっとのどあをあけて、
ぼくがでていくと、「あんなに、べっどのうえで、よくねていたのに、
ちょっとあけたすきに、よくまあすべりこんだものだ」と、
かんしんしていました。
それから、ぼくをひざにだいて、「この、わるねこが」といいながら、
「おしおきに、おしりをたたこうにも、どこがおしりか、よくわからない」といって、
てきとうに、しっぽのうえを、たたいて、
そのあとで、「おやつ」をくれました。
ひるからは、また、かたづけを、がんばるそうなので、
ぼくはまた、おるすばんです。
ちっ。