ぼくの、かいてきなまいにち(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
すずしくなったので、ぼくは、ゆうがたから、そとにでて、
たなのうえから、そとをみていました。
おとなりの、おくさんと、ごしゅじんが、
かいぬしと、はなしをするついでに、
「かつじくん」といって、ぼくのところにきました。
おくさんが「こっちよ」とよんだので、
ぼくは、そっちにいきました。
「よぶと、くるんですよ」と、
おくさんは、よろこんでいました。
ごしゅじんも、おくさんも、
しんせつだから、すきです。
そのまえに、かいぬしは、ぼくのまえにたって、
「ほら、ここまでとどかないだろう」と、
たなのうえのぼくをじらして、
ぼくは、おこって、うにゃあうにゃあとなくと、
あははと、わらっていました。
となりのひとは、そんなことしないもん。
ぼくは、おひるは、いえのなかの、
この、「くろーぜっと」のまどのところでも、よくねます。
ぬいぐるみが、たくさんあるけど、
ぼくは、きょうみがないので、ほうっています。
かいぬしは、「はろうぃん」だからといって、
きみわるい、おおきな、きの、おめんを、まどにかけているけど、
ぼくは、それも、むししています。
「おまえの、そういうところは、ありがたいよね」と、
かいぬしは、いっています。
かいぬしは、ひるは、あついといって、せんぷうきをつけ、
よるは、さむいといって、だんぼうをいれています。
ぼくは、かいてきだから、きぶんよく、ねています。
かいぬしは、きょう、かいものをした、おみせで、
「ねこの、ひたいを、はぶらしで、こすると、よろこぶ」
という、てれびでいってたはなしをきいてきて、
「いま、つかっている、はぶらしが、ふるくなったら、
さっそくためしてみよう」といいました。
あたらしいはぶらしを、つかおうという、
せんたくしも、あるのにな。