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そろそろ冬支度。

◇ほそぼそとだが、仕事は前進している。怠けずにやれば前途洋々なのだが、怠けてしまう(笑)。昨日も今日も曇ってうすら寒く、エアコンの暖房を入れている方が快適だ。
最近、下の家が、仕事に集中しているせいもあって散らかりがちで、上の家の方がすっきりときれいに見えるようになって来た。嘆かわしいことだわね。

古い児童文学全集の「大尉の娘」を注文していたのが届いたので、ほとんど立ったままで一気読みした。私はたしかこれは大人の本の文庫本で読んだのだが、ほとんど印象に残っていない。だが、この子供用の本はよかった。訳もいいのだろうが、もしかしたら、この作品自体がこうやって要約しても良さが消えない性質のものなのかもしれない。

同じ全集の「ターザン物語」の(2)(3)もあると気づいて注文した。古書店の案内に、破損や汚れの程度は直接メールで聞いて下さい、返本には応じませんと何やらけんのんなことが書いてあるので、面白いから問い合わせもせず、ええいままよと注文してみた。どっちみち、二冊そろっているのはそこだけだったし、安かったし(だから恐かったけど。笑)

したらば、ちゃんとまともなのが届いて、本体も傷んでいなかった。でも私が喜んで乱暴に引っぱり出したら劣化していた箱がこわれてしまった。それで、きれいな紙でつないで補修してみたら、ちゃんと使えるようになった。二巻を読み終え、今三巻の途中。あいかわらずのとんでもない設定だが、それも気にならないぐらい生き生きして、原作者のバロウズがこの作品を愛しているのが伝わって来る。一巻ではちょっとものたりなかった挿絵もまあまあになった。

◇おかげでとんと、大人の本を読んでない。DVDの返却も迫ってきたので、「トウルー・ディテクティブ」の第二シリーズをあわてて見ている。コリン・ファレルは何だかアクが強くてそんなに好きじゃなかったが、年とったからかいい味を出している。吹き替えの声優がうまいのかもしれないが、なかなかカッコいい。レイチェル・マクアダムスもいい感じで、若い記者を演じた「消されたヘッドライン」を見直したくなった。

◇カツジ猫にわけてやる、おさしみが切れてしまった。朝にゃあにゃあと催促されて、知らん顔でチュールを皿に出してやったら、うれしそうに食べて、もっと何かあるはずだろうという顔をするのを無視していたら、水を飲んでエサ入れのドライフードを食べて、おとなしく寝てしまった。ほっ。でも私のおかずもないので、今日はせいぜい料理にはげんで、保存食を作っておかねば。

◇そろそろ素足にサンダルも無理になって来て、新しいソックスを買おうかと思ったが、洗濯籠をひっくり返したら、新しいのがけっこう出て来て、買わないでもすみそうだ。上の家の猫部屋にいるグレイス猫とマキ猫の冬対策も考えておかないといけない。毛布と巣箱で去年の冬はしのいだが、もう十八歳のご高齢だから、今年はそれでは無理だろう。エアコンも来週新しいのを入れる予定だが、マキ猫が庭に出るときに通る物置きとの間のガラス戸を、冬は閉めきった方がよさそうだ。

となると、ガラス戸に猫の入口をつけてもらわなくてはいけないかもしれなくて、またお金がかかるなと思っていたが、いっそ閉めきってしまって、物置にあるトイレを部屋の中に入れてやったら(以前はそうしていたし)、それでいけるんじゃないかと気がついたので、それで行ってみようかと思う。

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カツジ猫