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ぼくの、かいぬしは、こわれる(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

かいぬしは、いそがしいのが、ぴーくにたっしているようで、
「わー」とか「みゃんっ」とか、さけんでいます。
ゆうべは、とうとう、ふくをきたまま、はもみがかずに、
べっどに、たおれて、ねてしまいました。
しょうがないので、ぼくも、つきあって、ねました。

きょうも、おきるなり、
「あー、わたしの、はんだんりょくは、につまっている。
もうなにも、かんがえられない」とかいいながら、
れいぞうこをあけて、あいすくりーむをだして、たべていました。

ぼくは、いちおう、げんきです。
このまえ、むーんおばさんが、きてくれました。
「かつじくん、ごめんねー。
しおのながれが、わるくてね、
このごろ、おさかなが、つれないのよ」と、いいながら、
あたまをなでて、くれました。
あとで、くるまのなかで、かいぬしに、
「あいらしいなあ。あんなに、めがおおきかったかなあ」
と、いっていたそうです。
「おまえの、どこが、そんなに、きにいっていただけたのかねえ。
なににせよ、ありがたいことだよ」
と、かいぬしは、ぼくにむかって、いいました。

きのうは、はれたりくもったり、へんなてんきでした。
ぼくが、あさからずっと、べっどにねていて、おきないので、
かいぬしは、しんぱいして、
「どっか、ぐあいでもわるいの」と、みにきました。
ぼくが、ふつうに、おきて、だいどころにはしっていって、
てーぶるに、とびあがって、あくびをすると、
「ひとさわがせな」と、いいながら、
「おやつ」をだしてくれました。

すとーぶもついて、あたたかくなったから、
ぼくは、いまから、また、ひとねむりしようとおもいます。

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カツジ猫