ぼくの、かくれが（カツジ猫）

みなさん、こんばんわ

きょうは、すごく、あつかったです。
かいぬしは、さっき、じむからかえってきて、
「にわに、みずをまいて、せんたくものも、いれなくちゃだけど、
とにかく、すこし、すずまないと」と、
えあこんのまえで、はあはあいっています。

ぼくは、きのうも、よるのごはんのとき、おさしみをもらって、
いいきもちで、ねました。
きょうも、かいぬしに、あんまり、つきまとわないで、
いちにち、ねていたので、かいぬしは、
「さしみで、それだけ、おちつくとは」と、あきれています。

きのう、いえのまえのみちで、
のらの、こねこが、くるまにひかれたそうです。
かいぬしが、でかけようとしたら、
きんじょのひとが、あつまって、
しんだこねこを、ふくろにいれて、しやくしょかほけんしょをよぼうと、
そうだんしていたそうです。

かいぬしは、「うちのにわに、うめてもいいですよ」と、
もうしでたけれど、みんなは「それはちょっと」といって、
けっきょく、しやくしょに、ひきとりにきてもらったそうです。
みけのこねこで、もらってくれるという、がくせいもいたらしいけど、
こねこは、みな、にげて、つかまらなかったって。

このまえのおおあめで、あちこちのどうろが、つうこうどめになっていて、
まえのみちも、くるまがおおくなってるそうです。
だから、はねられたのかな。
「かわいそうに」と、みんながいっていたそうです。

「おまえも、そとにでたときに、わたしのくるまのしたに、はいるのは、
やめなければいけないよ」と、
かいぬしは、ぼくに、いいきかせました。

ぼくは、あたらしい、ねばしょを、みつけました。
かいぬしが、ごはんをたべる、よこのいすのしたで、
ろうかからのかぜもはいるし、
「らぐ」のうえだから、かいてきです。

いままで、ここに、ねたことはなかったので、
かいぬしは、ゆうべ、ぼくをさがしていました。
ぼくは、はなと、のどが、よわいので、
わりと、いびきをかきます。
かいぬしは、「いびきは、きこえるのに、どこ、どこ」といって、
あるきまわって、いすのしたに、ながくなっているぼくをみつけたときは、
「まあ、まるっきり、、むーとんの、しきものみたいだね」と、いいました。

こんやもまた、おさしみをくれたらいいな。
あまえびでも、いいけどな。