ぼくの、かんがえ
かいぬしが、ぼくに、
「さいがいがあったら、かってににげてね」と
いっています。
ぼくにいわせれば、そんなことは、あたりまえで、
かいぬしなんか、たよりにしていません。
どっちにころんでも、じぶんだけのほうが、
ずっと、あんぜんだとおもいます。
かいぬしのほうこそ、ぼくのことをきにして、
あとで、くよくよするのが、めにみえています。
そのまえに、じぶんのほうがにげおくれて、
きっと、たすからないでしょう。
ぼくのしったことではありません。
ぼくには、いきても、しんでも、
つぎのじんせいがあるから、いそがしいんだい。