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ぼくの、けいさんのうりょく(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

このまえ、おきゃくさんがきました。
かいぬしは、むかし、しんしつにしていた、くろーぜっとに、
こたつをいれて、「かくれが」みたいにしているところに、
おきゃくさんを、あんないして、
いっしょに、おちゃをのんでいました。

ぼくも、いってみて、こたつにはいったり、
そばのいすに、すわったり、
おきゃくさんと、かいぬしのひざにのったりしていたら、
かいぬしは、「ふたりいるから、こまってるんでしょ。
いつもとちがうと、おもって。
だいたい、おまえ、かずをどのくらい、かぞえられるの。
ふたりとか、さんにんとか、きっと、わからないよね。
『ひとり、たくさん』とか、かぞえてるんじゃないの」といって、
ふたりで、おおわらいしていました。

ふたりぐらい、ぼくでも、わかるもん。

かいぬしは、けさ、ゆかが、ちょっとよごれていたので、
「まさか、おまえ、おしりか、あしに、
うんちをつけてきてないよね」といって、
ねているぼくを、ひっくりかえして、しらべました。
「うーん、おしりのけが、ふさふさしすぎていて、
なかなか、あなが、みつからない」と、もんくをいいながら、
ぼくのしっぽをもちあげて、けをかきわけるので、
ぼくは、おこって、また、かみつきました。

けっきょく、「おしりは、きれいな、ぴんくいろで、
まわりのけも、まっしろで、
よごれても、なんともなってないし、
あれは、ただの、どろかしら」とかいって、
ぼくをなでて、「おやつ」をくれました。
くろねこの、「ばぎい」さんのめいにちに、おそなえした、
おいしい、どらいふーども、えさに、たしてくれました。

まいにち、さむいけど、ぼくも、かいぬしも、
げんきで、がんばっています。

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カツジ猫