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ぼくの、こいのぼりが、たった(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

きょうは、とてもはれて、あたたかでした。
あさから、かぜが、びゅうびゅうふいていて、かいぬしは、
「これはもう、しょうがない。
こいのぼりを、たてろってことだな」とかいって、
ぼくにかってくれた、こいのぼりを、ことしもたててくれました。

ぼくと、こいのぼりを、いっしょにうつそうとして、
かいぬしは、まいとし、くろうします。
ことしは、うまくいったとおもったら、
ぼくが、くろっぽくなってしまったと、なげいていました。

「せっかく、たてたのだから、ごがついっぱい、たてておこうかな」
と、かいぬしは、こいのぼりをみて、いっています。
かぜが、つよいので、こいのぼりは、そうとう、いきおいよく、およいでいました。

けさ、かいぬしが、せんたくや、かたづけをして、
いそがしそうにしていたので、
ぼくも、ついてあるいていたら、かいぬしは、ぼくに、きがつかなくて、
せんめんじょに、とじこめられました。

ぼくが、うみゅううみゅうと、なんべんもないていると、かいぬしは、
「いったい、どうしたんだろう。なんのふまんが、あるのかい」
といいながら、ぱそこんを、うっていて、
「あっ、もしかしたら」と、いって、せんめんじょの、どあを、あけてくれました。
ぼくが、でていくと、「いったい、いつ、はいったの」と、あきれていました。

「でも、むかしは、おこられるとおもうのか、ずっと、だまっていたけれど、
このごろは、すぐに、みゃあみゃあなくから、いいね。
だんだん、じしんが、ついてきたのなら、いいけどね」と、
だいて、なでてくれました。

きもちよかったけど、けさ、とおりすがりに、だくと、みせかけて、
はさみで、むねの、けだまを、きって、とったので、
ゆだんしてると、あぶないから、きをつけないとな。

ぼくも、こいのぼりにまけないように、
げんきで、がんばりたいと、おもいます。

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カツジ猫