ぼくの、こかんせつ(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
けさ、ぼくが、いいきもちで、ねていたら、
かいぬしが、いきなり、ぼくをだいて、かごにいれて、
びょういんに、つれていきました。
さいしょは、まだねぼけていたけど、だんだんめがさめて、
くるまのなかで、ぼくが、こうぎすると、
「びょうきをよぼうする、わくちんを、うってもらうのだから、
もんくをいうんじゃないの。
そんな、ていおんのこえで、すごんだりして、なによ」といわれました。
ぼくが、まえにきたときほどは、おこらなくて、
おとなしく、かんごしさんにだかれて、かごからだされて、
ちゅうしゃのときも、さわがなかったので、
「ちょっとは、おとなになったかな」と、
かいぬしは、よろこんでいました。
でも、たいじゅうをはかったら、よんきろしかなかったので、
かいぬしは、がっかりして、
「このごろ、おおきくなったから、
ごきろぐらいはあると、おもっていたのに」といいました。
そうしたら、せんせいが「かるて」をしらべて、
「きょねんは、さんてんきゅうきろだったから、
ひゃくぐらむ、ふえていますよ」といいました。
そして、ぼくを、さわってみて、
「ちょうどいい、たいじゅうじゃないですかね。
あと、ひゃくか、にひゃくは、ふえてもいいけど、
ごきろだと、ふとりすぎですよ」といいました。
かいぬしは、ぼくの、うんちが、
すごく、ほそくて、ちいさいのも、きにしていて、
「なにか、げんいんがあるんでしょうか」と、
せんせいに、きいていました。
せんせいは、またぼくをさわってみて、
「とくに、わるいところもないようだし、
げんきなら、しんぱいはないでしょう。
こつばんに、しょうがいがあると、
そこで、うんちがほそくなるのかもしれません。
なにか、じこにあったことがありますか」とききました。
かいぬしは、「こねこのときから、なんとなく、
あるくときに、こしをふってあるくし、
たかいところに、とびあがれないし、
こかんせつに、いじょうがあるのかもしれません」といって、
せんせいは、「そのかんけいで、こつばんが、
せまくなっているのかもしれません。
そのへんは、こせいですから、げんきで、うんちも、
いっていりょうしているのなら、
しんぱいはないとおもいます」といったので、
かいぬしは、あんしんしたみたいでした。
それから、いえにかえったので、
ぼくは、ごきげんで、ゆかにながくなりました。
かいぬしは、「はい、おつかれさま。
きょうはもう、ぶらしをかけるのは、やめようね。
ゆっくりおやすみ」といって、
あたまをなでてくれました。
このしゃしんは、ぼくが、べっどのうえで、
おもちゃに、たっくるしているところです。
「あらためて、こうしてみると、すごい、つめだねえ。
これはもう、きょうきになるよね」と、
かいぬしは、かんしんしていました。
こかんせつは、いまいちでも、
ぼくの、ぱんちは、すごいんだぞ。