1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくの、このむ、せいかつ(カツジ猫)

ぼくの、このむ、せいかつ(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

ねこは、だいたい、みんなそうだとおもうけど、
ぼくも、きそくただしい、せいかつが、すきです。

まいばん、かいぬしが、しごとをしているあいだは、
うしろの、ふたつのいすの、どちらかに、ねていて、
かいぬしが、ぱそこんをけして、べっどに、ねにいったら、
しばらくして、ぼくも、いどうして、べっどにいきます。
これが、まいばん、きまっている、てじゅんです。

でも、このまえのばん、かいぬしが、べっどのほうに、いったので、
いすから、おりて、いってみたら、
かいぬしは、べっどのまくらもとの、つくえで、
なにか、ほんを、よんでいました。
ぼくが、べっどに、とびあがって、
つくえのうえに、いってみると、かいぬしは、
「『たびのらごす』というほんよ。
なかなか、やめられないの」といって、
よみつづけて、いました。

ちゃいろの、ひもが、ほんから、たれさがっていたので、
ぼくが、かみついて、ひっぱると、かいぬしは、あわてて、
「やめれー。さいきん、『しおり』をつけてくれてるほんは、
そうそうは、ないのに、ちぎるなよー」と、たのみました。

でも、ぼくが、やめないので、かいぬしは、
「あーもう。はやく、ねろって、ことだな」と、いいながら、
ほんを、かたづけて、ぼくと、べっどで、ねました。
ぼくは、かいぬしの、けんこうのために、
ちゃんと、やくにたったと、おもいます。

かいぬしは、このまえ、ぼくが、
ぴんくの、ぼうしと、たたかっている、しゃしんが、
「なんだか、つくりものっぽくて、
いまひとつだったね」と、いって、
「もっと、おまえの、あくじが、よくわかる、
しょうこしゃしんを、あっぷしよう」といって、
さんまいの、しゃしんを、もって、きました。

ぼくとしては、ぼくの、ゆうしが、よくわかるから、
これは、これで、かんげいです。

でも、だんだん、あたたかくなるので、
このぼうしも、かいぬしは、
もう、かぶらないみたいです。
はるの、ぼうしは、ぬのなので、
あそんでも、いまいちです。

きょう、ぼくの、けが、だいどころの、まっとに、
ひとかたまり、ついているのをみた、かいぬしは、
「そろそろ、おまえも、ころもがえかな」と、いって、
ぶらしを、かけたそうに、していました。

Twitter Facebook
カツジ猫