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ぼくの、せきにん(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

おばあさんねこの、「ぐれいす」さんがしんでから、いっしゅうかんたちました。
かいぬしは、「なんかまだ、じっかんがなくて、
うえのいえにいくと、いるようなきがする」といいながら、
ぐれいすさんのにもつを、かたづけています。

きのうは、しりあいのひとが、ぐれいすさんのおはかまいりにきて、
はなを、おいていってくれたそうです。
かいぬしは、ぐれいすさんのいたへやに、かざりました。
ぼくも、みにいきたいけど、かいぬしは、
「もうちょっと、かたづけてからね」とかいって、
なかなか、うえのいえに、つれていってくれません。
つまんないの。

かいぬしは、「もう、おまえは、このいえで、
いっぴきだけのねこになったのだから、
それなりの、じかくをもつのだよ」と、ぼくに、いいきかせたけど、
なにをするのか、ぐたいてきにいわないから、わからないもんね。
とりあえず、ぼくは、ごはんをたくさんたべて、
いごこちのいい、いすをさがして、ねています。

このまえ、ぼくが、ひだりのまえあしで、かおをあらっていたら、
かいぬしは、びっくりして、
「まあ、おまえ、みぎてでしか、かおをあらわなかったのに、
ひだりてでも、あらえるのか、そうなのか」と、
かんしんして、みていました。

ぼくの、かくれたさいのうを、まだまだ、しらないな。
いっぴきになったし、ちゃんと、せきにんをはたすために、
ぼくも、いろいろ、がんばろうとおもいます。

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カツジ猫