ぼくの、とびきりの、かお（カツジ猫）

みなさん、おはようございます

かいぬしが、「いろいろと、よのなかが、だいじな、ときだから、
おまえも、とびきりのおかおを、みせなさい」というので、
ぼくも、ちょっと、かっこよく、きめて、みました。

このしゃしんをみた、かいぬしの、しりあいのひとが、
「だんだん、かおが、かわってきましたね。
しあわせそうというか、かわいいかおになった」
といったそうです。

あきたけんちじの、とこに、ろしあからきた、
さいべりあんの、「みーる」というねこが、
「さいしょは、ろしあの、きこうしみたいだったのが、
あきたの、にいちゃんの、かおになった」と、
ちじさんが、いってたらしいけど、
ぼくも、そうなのかな。

でも、しあわせかどうかというと、もんだいが、あります。
きのう、げんかんから、そとにでようとしたら、かいぬしは、
「だめだめ」といって、ぼくをだいて、そとを、いっしゅうしたあと、
また、いえのなかに、もどしたので、
むかついて、かいぬしのあしに、かみついたら、
「ぎゃああ、この、ぼうりょくねこ」とおこられて、
おやつを、ゆうがたまで、もらえませんでした。
ちっ。

ぼくが、たいふうのときも、おおあめのときも、
ちゃんと、そとのにわの、すなばで、といれをしたので、
かいぬしは、ごほうびに、あたらしいすなを、かってくれるそうです。
「でも、きょうもあめだから、ちょっと、まってね。
あれって、すごく、おもいのよ」と、かいぬしは、いっています。

かいぬしは、このまえの、どしゃぶりのときに、
うでどけいをぬらして、とまってしまったので、
かわりのとけいを、さがしたら、
いくつもあるとけいが、みんな、とまっていて、
ぼうすいしてあるのだけが、みつからなくて、
つかえるのは、ものすごくじょうとうの、
ぼうすいでない、ふたつだけだそうで、
「くうう。ぼうすいどけいは、どっかにあるんだけどなあ。
なんども、みたのになあ」と、なげいています。

「まとめて、まちの、とけいやに、
しゅうりにもっていこうかな」と、いいながら、
あめのふる、そとを、ながめています。
「いっそ、やすい、ぼうすいとけいを、ひとつ、かっちゃうかな」
とかいってるけど、
そんなことしてるから、おかねがなくなるんだい。