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ぼくの、ねこのひ(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

ぼくの、おにわの、ちいさいうめのきの、
はなのつぼみが、つぎつぎにひらいて、
かいぬしは、よろこんでいます。
「ほんとうは、このきせつが、むかしから、いちばん、すきなの。
でも、じゅうごねんまえの、このころに、
きゃらめる(ぼくの、まえにいた、ねこ)がしんでから、
にがつの、すえごろから、なんだか、かなしくなる」と、
かいぬしは、ぼやいていました。

そんなこと、いっていたら、もう、いちねんじゅう、
ねこの、めいにちばっかりなんだから、
たのしいときなんかないと、おもいます。
ぼくが、しんだら、なつでも、ふゆでも、
かいぬしは、そのきせつが、また、きらいに、なるのかな。

「きらいとか、たのしくないとか、いうわけじゃないのよ。
ただ、あちこちに、きれいなはなが、さきだすのを、みると、
きゃらめるが、だんだん、よわっていくのを、まいにち、みていた、
あのころを、おもいだして、あたりの、ふうけいが、
すごく、めにも、からだにも、しみるの」と、
かいぬしは、わらっていました。

あるいみ、きゃらめるさんて、すごいな。
もう、じゅうごねんになるのに、これだもん。
ただの、ねこだったのに。
はちねんしか、いきてなかったらしいのにな。

けさ、おやつをもらったので、ぼくは、まんぞくして、
すぐ、にわに、とびだしました。
このごろ、なんとなく、よそのねこが、
うろついている、けはいがあって、
かんしするのも、いそがしいです。

そしたら、かいぬしが、おさらをもって、
「ついかが、あるのよ」と、にわに、でてきました。
いつもの、おやつと、すこし、ちがう、おやつで、
くりーむみたいな、やつです。
ぼくが、ぺろぺろ、なめて、たいらげると、かいぬしは、
「きのう、むーんおばさんから、めーるでおしえてもらって、
やっと、おもいだしたけど、
きのうは、『ねこのひ』だったのよね。
なにも、おいわいが、できなかったけど、
これで、がまんしてくれるかい」と、いいました。

かいぬしが、おとなしく、いえにいて、
ぼくのそばに、いてくれるなら、
ぼくは、ぜんぜん、もんだいは、ないです。

きょうは、あめがふると、てんきよほうでは、いってたらしいけど、
いまのところは、はれています。
だけど、さむいので、ぼくは、いえのなかで、
かいぬしの、うしろの、いすに、ねることにしようとおもいます。

きょうは、かいぬしが、どこにも、でかけないといいな。
でも、おしごとが、あるといってたから、
やっぱり、でかけちゃうのかな。

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カツジ猫