ぼくの、はんしんよく(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
ぼくは、げんきにしています。
きのう、たべすぎて、べっどのうえの、たおるけっとに、すこしはきました。
かいぬしは、かたづけながら、
「そうだなあ。そろそろ、ふとんもふゆようにかえないとなあ」
と、いっていました。
このごろかいぬしが、おさしみをよくかってきます。
ぼくも、わけてもらって、たべていて、
まぐろが、だいすきになりました。
はまちは、きらいです。
ほんとうは、かわはぎがすきだけど、
このごろ、おみせに、ないそうです。
かいぬしは、このごろ、ぼくがおこってかみつくわけが、
だんだんわかってきたと、いっています。
「つまり、じぶんが、きぶんいいじょうたいにあるときに、
ちがうことされると、むかつくんだね。
えさがほしいときに、だかれたり、
ねたいときに、ちがうむきにされたりすると。
ようするに、いしそつうが、うまくいかないのに、
こうぎして、かみつくわけか」
と、ぼくにはなしました。
ねるときも、ぼくが、さいこうにきもちよく、
かいぬしのかたにくっついてねているのに、
といれや、はみがきに、おきていって、
そのあと、ぼくがおこって、すわっていると、
なにごともなかったように、
またぼくをだいて、ねせようとするから、
ぼくは、かみつきます。
でも、おとなしく、そのままねることもあります。
とくに、このごろは、さむいから、
かいぬしが、ふとんをもちあげて、
「おはいり」というと、ちょっとはいってみます。
でも、ふとんのなかは、あついので、
しばらくすると、でていって、
かいぬしの、あたまのよこで、
まるくなって、ねます。
ときどき、あとあしと、おしりだけを、ふとんにいれて、
あたまや、せなかは、そとにだして、
かいぬしのかおにくっついてねたりします。
「はんしんよくだね」と、かいぬしは、わらいます。