ぼくの、ぶろまいど(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
かいぬしは、きのう、できてきた、
ぼくの、このしゃしんをみて、
「えらく、かっこいいね。どうしたの。
ふぐの、おさしみを、もらったせいかな」といって、
「ひさしぶりに、はがきにしよう」と、しゃしんやに、もっていきました。
「せっかくだから、きれいにできる、たかいほうにしよう」とおもって、
ちゅうもんしたら、いちまい、ごじゅうえんもして、すごくたかかったそうで、
「かぶきはいゆうの、ぶたいしゃしんなみじゃないか。
わたしも、ほんとうに、どうかしているよ」と、いっています。
しゃしんができてきたら、ぼくの、さいんとか、いらないかい?
かいぬしは、まだかたづいてない、にもつを、
べっどのうえに、のせて、
「ぜんぶ、かたづくまでは、おろさないかくごをした」といっています。
それで、きのうも、べっどのはしに、ねていて、
ぼくが、いすからとびおりて、いっしょにねようとおもって、
そばにいったら、ぎちぎちで、いまにも、おちそうでした。
かいぬしは、ぼくをだいて、
「むかし、しべりあてつどうを、ともだちと、りょこうしたときね。
そびえとの、しんだいしゃは、はばがひろいと、きいていたのに、
ぜんぜん、そんなことなくて、ふつうにせまくて、
そればっかりか、わくも、てすりも、なんにもなくて、
うえのだんに、ねていると、まじで、いつおちてもおかしくなくて、
ちょう、こわかったのよ。
ふたりで、せんたくものをほすのにとおもって、
もっていった、ひもを、くものすみたいに、はりめぐらして、
やっと、あんしんして、ねたっけよ。
それに、くらべたら、ましだろう。
うごかないし、ゆれないし、おちてもたいしたことないし」といって、
「ほら、まどのそとは、『いるくーつく』ですよ」などと、
しべりあにいる、ふりをしました。
もすくわの、まちでも、ねこをみたそうです。
「ものすごく、おおきくて、ふわふわだった。
なかにわみたいなとこに、なんびきもいて、
おばあさんから、えさを、もらっていた」と、
かいぬしは、いいました。
ぼくは、かいぬしが、ねむるまで、いっしょにねてやって、
そのあと、べっどからおりて、そばのゆかに、ねました。
かいぬしは、あさおきて、うえから、ぼくのしっぽが、
いすのしたから、でているのをみて、
「そこにいるのかい」とわらっていました。
きょうは、たいふうがくるかもしれないそうです。
ふたつ、いっぺんにくるかもしれないそうです。
「ゆうべは、まよなかに、つきも、ほしも、でてたけどねえ」
と、かいぬしは、いっています。
いまはまだ、かぜもそんなに、ありません。