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ぼくの、よるのかお(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

かいぬしは、ゆうべ、よなかに、くりすますののこりの、
けーきと、ちきんを、こっそり、たべていて、
ぼくがみつけて、よっていくと、
「からだに、よくないことをするのは、
どうしてこんなに、たのしいんだろうねえ、かつじ」と、いいました。

ぼくは、ちきんには、まったく、きょうみがないので、かいぬしは、
「ありがたいけど、ちょっと、さびしいね。
おまえといっしょに、くりすますのごちそうを、たべられないのは」
といいながら、ひとりで、ぱくぱく、たべていました。

ぼくは、おやつと、おさしみで、じゅうぶん、まんぞくです。
それと、かいぬしが、おやつをじゅんびしているとき、
てーぶるの、よこのたなの、かごにはいっている、
たべものの、ふくろの、かたい、はしっこに、
くびを、すりつけて、かくのも、すきです。
うしろで、ぱりぱり、おとがするので、
かいぬしは、さいしょ、びっくりしていましたが、
いまは、なれて、へいきでいます。

けーきと、ちきんをたべたあと、べっどにねながら、かいぬしは、
「ううん、あの、あたらしくかけたえが、きれいだから、
みながら、ねたいなあ。
こんやは、あかりを、つけっぱなしで、ねてみよう。
わるいことを、おもいきり、するのもいいかも」といって、
あかるいなかで、えをみながら、ねました。

ぼくが、いすからおりて、べっどにいって、
かいぬしの、よこに、もぐりこんだら、かいぬしは、
「おお、いつもは、くらくて、みえなかったが、
おまえは、そういうかおで、そこにいたのかい」といいながら、
ぼくの、ひげや、くちを、かんさつしていました。

けさ、かいぬしは、いちねんほっきして、
まどの、くりすますのかざりをはずして、
かわりに、ひつじと、ふじさんのえをかけました。
「いちやかざりは、いかんというから、
そろそろ、げんかんのどあに、しめなわでもかけるかね」
といっていました。

きょうは、いいてんきで、あたたかいので、
ぼくの、にわのといれのすなも、そうじしてほしいです。

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カツジ猫