ぼくの、カップとシャツ(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
かいぬしは、ぼくのからだのけが、うすくなっているので、
「ぶらしを、かけすぎたんやろうか。
それとも、ひふの、まっさーじをかねて、
かけてやったほうが、いいのかな」と、なやんでいます。
ぼくのめのふちが、なみだでよごれて、けがはげているのも、
「これ、くせになっちゃったね。
おまえ、ひふがよわいのかな。
えいようばらんすの、もんだいかしら」としんぱいして、
きのう、くすりをぬってくれました。
でも、ぼくがげんきで、ごはんをたべて、よくねて、
はしっているので、「まあいいのかな」といっています。
かめらやさんに、たのんでいた、
ぼくの、かっぷと、しゃつができてきて、
わりといいできだと、かいぬしは、よろこんでいます。
しゃつは、このまえ、かいぎにきていきました。
しりあいの、おんなのひとが、それをみて、
「すてきですね。ひとのかおだと、だめかしら。
まごのしゃしんで、つくってみたいけど」と、いってたそうです。
ときどき、うちにくる、おとこのひとは、
「おとなしい、しずかなねこですよ」と、
ぼくのことを、みんなに、はなしていたみたいです。
かっぷは、いっこを、ひとにあげたみたいで、
そのひとは、まいかっぷにして、
よろこんで、つかってるそうです。
「おかねがあったら、もうなんこか、つくりたいけど、
さいきん、わがやのざいせいも、きびしいからなあ」
と、かいぬしは、いっていました。