ぼくは、おさしみを、ぬすむ(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
かいぬしは、ゆうべ、おそくかえってきて、
「よし、おいしいものをたべよう」といって、
つくえのうえに、おさらや、おちゃわんを、ならべていました。
なにか、ないかなとおもって、ていさつにいったら、
おさしみの、きったのが、おいてありました。
ぼくは、ちゅういぶかく、おさしみを、なめてみました。
だいすきな「かわはぎ」いがいは、ぼくは、そうやって、なめただけで、
たべないことがおおいので、かいぬしは、ほかのおかずをつくりながら、
「またあ」と、ぼくのことをよこめでみながら、いっていました。
おさしみは「かわはぎ」じゃなかったけど、「はまち」かなんかで、
わりと、いけそうだったので、ぼくは、とうとう、ひときれくわえて、
いすのうえに、とびおりて、くっしょんがわりの、もうふのうえで、
ゆっくりと、たべました。
おいしかったので、また、つくえにのぼって、
もう、ひときれ、たべました。
かいぬしは、それをみて、
「いいけど、たべすぎたら、また、はくでしょうが」といいながら、
つくえに、もどってきたので、ぼくももう、それで、きりあげて、
べっどのうえで、ねました。
「まあ、いいけどね」といいながら、かいぬしは、
もうふを、せんたくきに、ほうりこんで、
ぼくがのこした、おさしみで、ごはんをたべていました。
かいぬしが、おいしいものを、たべていることがわかったので、
これからは、ときどき、ちぇっくしにいこうと、おもいます。
けさも、いいてんきで、あさから、あついです。
かいぬしは、てがみをかくのや、そうじやなんかで、
あさから、いそがしそうにしています。
ぼくは、すずしいべっどのうえで、
きもちよく、ひるねをしてすごす、よていです。