ぼくは、おるすばんが、できた(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
かいぬしは、おとといのよる、いなかのいえに、とまって、
ぼくは、ひとりで、おるすばんをしました。
ゆうべ、にわにでて、まっていると、かいぬしの、くるまがはいってきたので、
ぼくは、にゃあにゃあとないて、よびました。
かいぬしは、「わー、かつじ。げんきで、よかった。さびしかったかい」といいながら、
いえにはいって、きて、ぼくをだいて、べっどに、ころがって、
「ちゃんと、かえってきたでしょう。しんぱいしなくていいの」と、いいました。
ゆうべは、すこし、さむかったので、
ぼくは、かいぬしに、くっついて、ねました。
きょうも、かいぬしが、ずっといえにいるので、
ぼくは、あんしんして、ねています。
「ひとばんか、せめてふたばんぐらいは、
おるすばんができるようだと、いいけどねえ。
もういっぴき、ねこがいたら、さびしくないのかしらね」と、
かいぬしは、いっていました。