1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくは、かじる(カツジ猫)

ぼくは、かじる(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

かいぬしは、「あしたは、あさがはやいから、ねないと、いけないけど、
さっき、ごはんをたべたから、いまねると、ふとる」といって、
なんだか、だらだらしています。

ろうかに、おいてあった、「ねぺんてす」のはちが、
いつのまにか、なくなっていたけど、
また、もどってきました。
はっぱが、しほうに、ひろがっているので、
ぼくは、そのはしっこを、くわえて、ひっぱって、かじってみました。
「そこは、ふくろになるんだから、そんなことしちゃだめ」と、
かいぬしに、おこられました。
かいぬしは、あとで、しゃしんをみて、
「おまえ、なんだか、すごみがあるじゃん」と、いっていました。

にわの、くさが、しげっているので、
ぼくは、そのなかを、おしわけて、あるきます。
このまえのよる、ぼくがにわからもどって、
かいぬしのいる、べっどにいくと、
ぼくのしっぽに、「るりまつり」の、あおいはなびらと、はっぱがついていたので、
「なに、おしゃれしてるの」と、かいぬしに、わらわれました。

かいぬしは、ねむかったのか、とってくれなかったので、
つぎのひのあさ、てーぶるのうえに、はなが、おちているのをみて、
かいぬしは、「これ、きのう、おまえが、しっぽにつけてたはなかな」と、
かたづけながら、いっていました。

きょうは、かいぬしが、いちにち、いえにいなかったので、
ぼくは、ちょっと、たいくつでした。
あしたは、いえに、いるのかな。
そろそろ、ぼくの、もうふを、せんたくしてもいいと、おもうんだけどな。

Twitter Facebook
カツジ猫