ぼくは、かじる(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、「あしたは、あさがはやいから、ねないと、いけないけど、
さっき、ごはんをたべたから、いまねると、ふとる」といって、
なんだか、だらだらしています。
ろうかに、おいてあった、「ねぺんてす」のはちが、
いつのまにか、なくなっていたけど、
また、もどってきました。
はっぱが、しほうに、ひろがっているので、
ぼくは、そのはしっこを、くわえて、ひっぱって、かじってみました。
「そこは、ふくろになるんだから、そんなことしちゃだめ」と、
かいぬしに、おこられました。
かいぬしは、あとで、しゃしんをみて、
「おまえ、なんだか、すごみがあるじゃん」と、いっていました。
にわの、くさが、しげっているので、
ぼくは、そのなかを、おしわけて、あるきます。
このまえのよる、ぼくがにわからもどって、
かいぬしのいる、べっどにいくと、
ぼくのしっぽに、「るりまつり」の、あおいはなびらと、はっぱがついていたので、
「なに、おしゃれしてるの」と、かいぬしに、わらわれました。
かいぬしは、ねむかったのか、とってくれなかったので、
つぎのひのあさ、てーぶるのうえに、はなが、おちているのをみて、
かいぬしは、「これ、きのう、おまえが、しっぽにつけてたはなかな」と、
かたづけながら、いっていました。
きょうは、かいぬしが、いちにち、いえにいなかったので、
ぼくは、ちょっと、たいくつでした。
あしたは、いえに、いるのかな。
そろそろ、ぼくの、もうふを、せんたくしてもいいと、おもうんだけどな。