ぼくは、かわはぎをたべた(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
ぼくはさいきん、おさしみにも、ちょっとあきて、
かいぬしは「なまいきな」と、おこっています。
でも、きょうは、だいせんぱいの、きゃらめるさんの、めいにちだったので、
きゃらめるさんのすきだった、「かわはぎ」をにて、おそなえしたので、
それを、あとで、わけてくれました。
おいしかったので、ぼくは、まんぞくして、
べっどで、ねました。
きゃらめるさんは、「かわはぎ」がだいすきだったそうです。
ぼくも、すきです。
でも、きゃらめるさんは、なまの、おさしみだと、はくので、
かいぬしは、いつも、にたのを、あげてたんだって。
「おまえは、なまものでも、へいきだもんねえ。
あしこしはよわいし、どっか、からだもわるそうなのに、
へんなところは、つよいんだね。
ようわからん、ねこだよ」と、かいぬしは、ふしぎがります。
きゃらめるさんがしんで、にじゅうねんいじょうになるのに、
まいとし、めいにちには、かいぬしは、
「かわはぎ」をにて、おそなえするのだけど、
ことしは、わすれていて、おおあわてしたみたいです。
でも、しゅびよく、すーぱーに、おかしらつきの、まるごとの、
りっぱな「かわはぎ」があって、かいぬしは、
「よかったー」と、よろこんでいました。
そして、くりーむいろのばらと、あねもねのはちををかってきて、
おはかのまえに、おいて、
「これで、はるのいちだいぎょうじが、おわった」と、いっていました。
あしたは、ひなまつりです。
それがおわったら、おせっくの、かざりつけをするそうです。
いそがしいっていうけど、じぶんで、いそがしくしてるんじゃないかよ。
どこか、とおいところで、「せんそう」というのがあってるらしくて、
かいぬしは、「ばくだんが、たくさん、おちているみたいだけど、
そこの、ねこたちは、どうしてるんだろうね」と、しんぱいしています。
「けがしたり、えさをもらえなかったり、たいへんなんじゃないかな」
と、きにしているみたいです。