1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. ぼくは、かんがえる(カツジ猫)

ぼくは、かんがえる(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

かいぬしは、きのう、いちにち、おでかけで、
ぼくは、ひとりで、おるすばんしました。
あたたかだったから、べつに、こまらなかったけど、
さびしかったので、よる、かいぬしが、かえってきて、
「つかれた、つかれた」といって、ねてしまったので、
いそいで、くっついて、いっしょに、ねました。

かいぬしは、ぼくが、ねるときに、
おでこを、まくらに、くっつけて、かおをふせて、ねるので、
ぼくがつかうのに、いいだろうと、
うえのいえから、ちいさいまくらを、もってきてくれたけど、
ぼくが、つかわなかったので、がっかりしていました。

でも、ぼくが、ずっと、ぺったりくっついて、
のどをならしていたので、
「ようするに、おまえは、わたしが、いちにち、
なにもしないで、いっしょにこうして、ねていたら、
いちばん、まんぞくなんだろうね。
でも、よのなかは、なかなかそうはいかないものなのだよ」
と、ぼくに、いってきかせました。

かいぬしは、「にんげんどっく」というのに、いってきて、
けっかはまだわからないから、あんしんできないといいながら、
「とにかく、おわったら、こっちのもんよ」とかいって、
おかしを、ばくばくたべています。

そして、「あー、たいじゅうがふえただろうから、
じむにいって、はかりにのるのが、いや」といって、
じむにいくのを、さぼっています。
たいじゅうをへらすために、じむにいくといっていたのに、
そういうのは、「ほんまつてんとう」だと、ぼくは、おもいます。

Twitter Facebook
カツジ猫