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ぼくは、きにしないもん(カツジ猫)

みなさん、おはようございます。

かいぬしは、とつぜん、べんきょうもしごとも、いやになったようで、
けさは、ごはんもたべないで、べっどのなかで、さつじんじけんのどらまを、
ずっと、みていました。

そして、むかしの、すぱいえいがの、でぃーびーでぃーを、
はっせんえんもかけて、ちゅうもんして、しまいました。
「もう、ろんぶんも、しりょうも、なにひとつ、よみたくない。
ばかな、れんあいしょうせつだけ、よむ」と、せんげんして、
べっどで、ごろごろしています。

あしたまでに、かえさなければならない、
しんさくの、でぃーびーでぃーも、ゆうべ、かりてきたそうで、
「きょうじゅうに、みなくちゃ。ああ、いそがしいったらない」と、
うれしそうに、しています。

「おかねを、つかいはたして、
さいごは、ほーむれすになったって、なによ。
いざとなったら、おまえをしめころして、
わたしも、ここで、しねばいいのよ。
だから、きょうは、ゆりと、ばらを、やまほどかってきて、
へやに、かざりまくろうっと」と、いいながら、
「いっそ、だれかと、のみにでも、いこうかな」と、
けいたいでんわで、でんわしていました。

でも、あしたは、しごとがあるはずだし、
たいちょうも、よくないはずだし、
ぼくは、ちょっと、きになるけど、
あさから、ずっと、いっしょに、べっどで、ねていられるから、
ばつぐんに、いいきもちです。

だから、ぼくも、
さきのことは、かんがえません。

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カツジ猫