ぼくは、ぐるめ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
あつかったり、さむかったりしていますが、
ぼくの、からだのけは、じゅんちょうに、ぬけはじめました。
かいぬしは「ろくがつのはじめは、ころもがえ、と、よくきめたもんだ」
と、かんしんしています。
かいぬしが、かいしめていた、ぼくのすきな「おやつ」が、
いよいよ、すくなくなってきて、
かいぬしは、「あたらしいえさで、のりきれるかなあ」と、
しんぱいしています。
おさしみと、あまえびがあったら、ぼくは、べつに、いいんだけどな。
「かりかり」は、このごろ、いろいろ、おいしいのをくれるし。
「かんづめを、あけてもいいんだけど、
おまえ、いっぺんに、たべるりょうが、すくないし、
たべのこしに、くちをつけないもんなあ。
『ねこの、よりつきぐい』という、ことわざも、あるぐらいなのに、
おまえ、ほんとは、ねこじゃないんじゃないの」と、かいぬしは、いっています。
ぼくが、たべた、のこりを、
くろねこの、ぐれいすさんや、しろくろねこの、まきさんにやれば、
もんだいは、かいけつすると、おもいます。
かいぬしは、そういうのは、ぐれいすさんたちに、しつれいだとおもっているらしいけど、
ぼくが、どくみをしてあげていると、おもえば、いいんじゃないのかな。
このしゃしんは、ぼくが、かいぬしが、げんかんをあけたときに、
うまく、そとにでて、よそのねこの、においを、ちぇっくしているところです。
「そうしていると、ちょっと、やせいてきで、
やまねこみたいで、かっこいいね」と、かいぬしはいいました。
けさは、そとにでるちゃんすがなかったので、
ぼくは、かなあみのなかの、にわで、たなのうえに、のって、
「さかき」のはっぱがあめにぬれているのを、なめていました。
かいぬしは、「おいしいのかい」といって、
でかけるところだったけど、しばらくそれをみていて、
「あたらしいはっぱが、つやつやしているから、
いいあじが、するんだろうね。
かみさまに、そなえるじゅもくだから、
なにか、ぱわーが、もらえるかもよ」とわらっていました。
ぼくも、いろいろな、したざわりや、あじをためして、
しょくせいかつを、ゆたかにしようと、おもいます。