ぼくは、ごきげん(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、かぜがなおらなくて、くるしそうだけど、
ずっと、いえにいて、べっどで、ごろごろしているので、
いっしょにいられて、ぼくはなんだか、うれしいです。
さっきも、いっしょに、べっどにねて、
かいがいどらまを、みていました。
そのあいまに、ぼくは、おけしょうをして、
かいぬしは、ぼくの、しっぽや、あしを、
ひっぱって、あそんでいました。
ぼくが、あおむけになって、かいぬしにかみつこうとすると、
かいぬしは、ぼくのかおを、じっとみて、
「でかい、めだなあ、あいかわらず。
そして、おまえの、くちのりょうがわから、
きばが、のぞいているのは、かわいくて、
ちゃーむぽいんとだと、おもうけど、
『みなしごきゅうえんたい』のぶろぐの、
だいひょうのひとが、よく、ねこの、はの、かみあわせがわるくて、
くちを、きずつけているのを、
しゅじゅつで、なおしたとか、かいているから、
ひょっとしたら、それって、いっしゅの、しょうがいなんだろうか。
でも、くちびるを、きずつけてもいないし、
とても、かわいいし、りょうほう、よくそろっているし、
いいと、おもうけどなあ」と、いいました。
「でも、そういえば、おまえ、えさをたべるとき、
わりと、たべにくそうというか、
たべるの、へたなときが、あるよね。
それは、やっぱり、そのきばのはえかたが、
ちょっと、おかしいからなのかな。
ひんぴょうかいなんかでは、
げんてんたいしょうに、なるのかもね。
でも、わたしは、そのきば、だいすきだし、
すくなくとも、わたしに、かみつくときには、
なんのじゃまにも、なってないみたいだよねえ」といって、
ぼくの、ほっぺたを、くすぐりました。
このしゃしんは、ぼくが、ろうかの、かごのなかで、
おひるねしているときのです。
「わくに、てをかけているのが、かわいいし、
くびのけが、わくにかかっているのもかわいいし」と、
かいぬしは、いっていました。
きっと、ぼくがなにをしても、かわいいんだな。
ぼくの、みりょくを、さいかくにんするためにも、
ときには、こうやって、かぜをひいて、
ゆっくり、ぼくといっしょにいてほしいです。