ぼくは、じつは、かいやすい(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、やっと、きょうの、のるまがおわったので、
いまから、おふろにはいって、ねるそうです。
「でも、おふろはもう、あしたにしようかな」と、
まよっているみたいです。
きょうは、いそがしすぎたのか、
けっきょく、ぼくに、ぶらしをかけませんでした。
そろそろ、きもちがわるいので、
ちょっとぐらいは、かけてくれても、いいんだけどな。
ぼくはきょう、ろうかのつくえのうえの、
いつもの、ねばしょに、いこうとして、
ちゅうけいちてんの、いすに、てをかけたら、
くっしょんが、うごいて、とびあがれませんでした。
かいぬしは、とおくからみていて、
どうしようかと、まよっていたみたいだったけど、
ぼくが、さいちょうせんして、ぶじに、つくえに、あがったので、
あんしんしたみたいです。
「それにしても、みけねこの、しなもんなんか、
しぬ、ちょっとまえの、よわってたときでも、
へいきで、つくえに、ちょくせつ、とびあがっていたのになあ。
そのわかさで、おまえといったら、もう」
と、あとで、いっていました。
そんなこと、いいながら、
ぼくが、たかいところにのぼったりしないから、
こわれそうなものも、へいきで、たなにおけるし、
「かいやすい、ねこですよね、あんがい」と、
うれしがって、ひとにいってたのを、
ちゃんときいてたんだからな。
じつは、かんしゃしてるんだろ。
このしゃしんは、かいぬしが、さいきん、
「あついから、かばーは、なしにしよう」といって、
べっどかばーは、かけないで、
たおるけっとだけを、かけている、べっどのうえで、
ぼくが、ねているところです。
「なにかのしあいじゃあるまいし、
どうしていつも、そんなに、かどっこの、
はしっこに、いくのかなあ」と、
かいぬしは、ふしぎがっていて、
「まあ、まんなかに、どたっとねていたら、
それはそれで、ちょっと、むかっとするかもしれないけど」
と、いっていました。
やっぱり、ぼくのすることが、きにいってるんだろ。