ぼくは、すごむ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きょうも、すずしくて、かいぬしは、
「ちょっとは、やるきになった」とかいって、
うえのいえの、はいいろねこの、「ぐれいす」さんが、
さいきん、えさをたべなくなったので、おいしゃにつれていったみたいです。
ぐれいすさんは、わるいびょうきではなくて、
はが、いたかったみたいだけど、
どのはなのか、よくわからなくて、
ますいをかけて、しらべることになったそうです。
それまで、にしゅうかんぐらい、ずっと、きく、
いたみをおさえるくすりを、ちゅうしゃしてもらったら、
きゅうせんえんもしたそうで、かいぬしは、
「いままで、よぼうちゅうしゃもしないで、ほうっておいても、
げんきで、おかねのかからないねこだったから、、
まあ、このくらいはしかたがないけど、
それにしても、いたいよなあ。
このところ、しゅっぴが、かさんでいるのに、
なにを、けんやくしたら、よかろう」と、
あたまをかかえています。
ついでに、ぐれいすさんの、たいじゅうをはかってもらったら、
よんてんさんきろもあったそうです。
ぼくは、さんてんきゅうきろしかありません。
「あんな、こがおの、おばあさんねこに、まけてるのか。
ほんとうに、おまえときたら」と、かいぬしは、
ぼくを、なでながら、なげいていました。
このしゃしんは、ぼくが、いつものつくえのうえにいるのを、
かいぬしが、したからとったのだけど、
「なんかすごい、めつきだね。
こうしてみると、へたれとは、おもえない」と、
かいぬしは、かんしんしていました。
ぼくだって、すごむときは、ちゃんとすごんでみせるんだい。
「どっか、ちょっと、なまめかしいかんじがするのも、
わるくないねえ」と、かいぬしは、わらいました。