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読書も疲れる。

◇私はレイプ事件の加害者も、その母親の高畑さんも、嫌いな俳優じゃなかったですけど、こんな事件を起こした以上復帰はすべきでないと思うし、母親は、あのような会見をせざるを得ない状況もあったのかもしれませんが、それにしても、この場合には、とにもかくにも「すっこんでおく」べきだったと思います。
被害者にとって、あの会見がどんなものだったかを報じる記事です。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogawatamaka/20160829-00061632/

◇今日も何となく涼しかったです。戦争文学全集の「日清・日露編」を読んでいるのですが、そのパワフルな隠隠滅滅ぶりに圧倒されて、これはバザーに出さないでとっとこうかと思ったりしています。気分転換に世界文学全集の「ヴァインランド」を読み始めたら、これがまたもう、上橋菜穂子や「銀の国のクーパー」はもとより、「キャッチ22」とかさえも、わかりやすくて単純すぎると言いたくなるほどダイナミックで、むちゃくちゃで、アメリカで反体制で生きるっつううのはこういうことかと、はっはっとこっちが呼吸困難になりそうなものすごさです。日本のくの一まで登場するのは、まあ考えて見ればアメリカの戦後の体制が日本と切り離せない癒着ぶりなのを思えば当然でもあるのかなと思ったりする。悪夢のようなすさまじさで、先が読めないどころか、読んでる部分も何のことだかわからないぐらい。しかし、これが変に癖になる。まだ半分しか読んでないのに、疲れてしまって、しかしやめられない。

◇下の家のクローゼットをようやく何とか片づけて、上の家も少しずつ片づけているのですが、まだまだ先が見えないなあ。でも、庭木を切って積んでおいた山は、ゴミ袋につめて、かなり減らしました。

カツジ猫は、どしゃ降りの日でも、けなげに外の砂場にトイレをしに行くのですが、先日から突然、砂場の外のコンクリートの階段の上にうんちをするようになりました。と言ってもまだ二回だし、こんなこともあろうかと、私がおいておいた、石の板の上にしているので、すぐに片づけられるのですが、どういう心境なのかがわかりません。
このところ、やたらにエサを食べて、うんちもよくしているので、もっとまめに掃除をしろってことなのかなと思いつつ、今朝砂場をきれいにしてやっていたら、みみずでも、むかででも、いもむしでもない、初期のゴジラのような大きな虫が、砂の上をのたくっていました。
何かのさなぎだろうと思い、害はなさそうだったので、遠くの草むらに放りこんでおきましたが、もしや、カツジはトイレの時に、あれに遭遇して、びびっていたのかしら。

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カツジ猫