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ぼくは、ずるをする(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

きょうも、すごくさむくて、
いちにちじゅう、ゆきがふっていました。
かいぬしは、くりーにんぐにだすはずだった、まふゆのおーばーを、
ふくろのそこから、ひっぱりだして、
それをきて、かいものにいきました。
「はー、つかれたー」といって、ねています。

ぼくは、ゆきのなかを、そとにでて、といれにいったけど、
さむかったので、ずるをして、
いしだんのうえで、うんちをしました。
かたくて、ころころしてるから、かたづけやすくて、
かいぬしも、もんくはいいませんでした。
「どしゃぶりのときでも、きちんと、ほって、うめるのに、
なにか、きにいらないことでもあるのかい」といって、
かわはぎの、きりみを、すこしきって、わけてくれました。

こんやは、すとーぶを、たくそうです。
そうでないと、さむくて、おふろにはいれないんだって。
どのくらい、あたたかくなるか、ちょっとたのしみです。

あしたから、こんどは、ものすごく、あたたかくなるらしくて、
かいぬしは、「こんなんじゃ、おまえも、ふゆげの、ぬぎかえに、
こまるんじゃないの」と、ぼくのかおをみて、いいます。
ぼくのけは、あごのところとか、まだ、ふさふさです。

それで、いつものかごにはいって、ねていると、
ぼくの、あごのけが、はみだして、
ほっぺたが、おちそうにみえるといって、
かいぬしは、おおわらいしながら、しゃしんをとりました。

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カツジ猫