ぼくは、そとをみる(カツジ猫)
みなさん、こんにちわ
かいぬしは、きょうも、あしたも、あさっても、しごとだそうで、
「うーん、じゅんびがなにもできていない。
わたしはどうすればいいの、かつじ」といいながら、
べっどのうえで、ぼくのよこにねて、ぼくをころがしていました。
それでも、なんとか、じゅんびができたらしくて、
「うむ、こんかいも、にげきれるかも」と、さっき、いっていました。
さっき、ぼくが、おやつをもらって、まんぞくして、
いまから、なにをしようかとかんがえながら、へやのなかをあるいていると、
かいぬしは、いきなり、うしろからきて、ぼくをだきあげて、
「わーおー」といいながら、べっどに、ころがりました。
しょうがないなあ。
そとねこの、しまおは、やっぱりきません。
かわりに、しまおと、ときどき、えさをたべていた、
しろくろもようの、わかいねこが、ときどき、にわにいます。
「しまおは、まさか、あのかのじょに、
えさばを、ゆずって、たびにでたんじゃあるまいなあ。
ほかのねこに、えさをやるきは、わたしにはないのに。
しまおも、ばかだよ。おとこぎも、ほどほどにしないと」
と、かいぬしは、ぼやいていました。
このしゃしんは、かいぬしが、かたづけた、
なつの、ねいすがおいてある、
くろーぜっとの、なかです。
ここのまどから、いえのまえのみちがみえるので、
ぼくは、ときどき、みにいきます。
さかみちを、のぼっていく、しまおも、ここから、みえました。
きょうは、すこし、あたたかくて、
かいぬしは、えあこんを、つけていません。
でも、くもっているから、また、あめがふるのかな。