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ぼくは、ちょっとふきげん(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

きょうのあさ、ぼくは、むしのいどころが、わるかったので、
かいぬしのてに、おもいきり、かみつきました。
かいぬしは、おこって、ぼくの、くびのうしろをつかまえて、
ちゅうづりにしたので、ぼくは、ぎゃあああと、なきました。

かいぬしは、そのまま、ぼくをほうりだして、
「なんてばかなの。どこにでもいっておしまい」と、おこりました。
なんだか、さいきん、かいぬしは、いえにいてくれないし、
うわのそらで、かまってくれないので、
ぼくは、おちつかないのです。

そのあとで、ぼくが、
かいぬしが、いなかのおうちから、もってきた
あたらしい、ざぶとんのうえに、ねていると、
かいぬしは、ぼくのあたまをつかんで、
「いいこで、おるすばんをしていなさい」と、
いつもと、おなじことをいって、でかけました。

そして、わりとはやく、かえってきたけど、
ぼくが、いつもより、ふかく、かんだので、
てがはれていて、かいぬしは、それを、ぼくのかおのまえに、くっつけて、
「これは、だれがしたの? いってごらん」というので、
ぼくは、しらないかおを、していました。

かいぬしが、いそがしいのは、そろそろ、おわるのかなあ。
なんだか、まいにち、つまりません。

こんやは、かいぬしのごはんを、のぞきにいって、
そーせーじを、すこし、もらって、たべました。
でもやっぱり、おさしみのほうが、いいな。

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カツジ猫