ぼくは、どこに、いるでしょう(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、むかし、おばさんのつかっていた、りっぱなかびんの、みずがもるのを、
なかに、みずいれをいれて、つかっています。
げんかんにおいていて、てきとうな、やすいはなを、いれています。
このまえ、はなやさんで、ちょっと、たかいはなを、かったらしく、
「たかいだけじゃなくて、このはなの、とりあわせが、すきよ。
とくに、この、ちいさい、みどりのが、かわいい」と、
かいぬしは、きにいって、げんかんの、でんきを、つけっぱなしにして、
ながめたりしています。
このまえのよる、かえってきて、しゃしんをとっていました。
ぼくが、がらすどの、むこうで、おむかえにきて、いったりきたりしているのを、
「はいはい、その、おぼろなかげも、とろうかね」といっていたけど、
じっさいには、ふらっしゅが、ひかって、
ぼくのいるのは、よくみえないと、おもいます。
そのあとで、ぼくが、どあから、でてきたのが、
つぎのしゃしんです。
ぼくは、はなやなんかを、てんけんして、
また、へやのなかに、もどりました。
「はろうぃん」なので、かいぬしは、
げんかんのどあに、てぬぐいを、はっています。
この、てぬぐいには、にほんのゆうれいも、はいっているので、
かいぬしは、きにいっているみたいです。
みぎがわの、かべの、てすりのうえに、かかっているのは、
よくみえないと、おもうけど、
どこかの、さっかがつくった、ぼーるがみの、ねこの、かざりです。
むかし、にわによくきていた、そとねこの「しまお」ににているので、
かいぬしは、「しまおを、とうとう、いえにいれてやらなかったから、
せめてもの、つみほろぼしに」といって、
ずっと、ここに、かけています。
こんど、ちゃんと、みせます。
てんきよほうのとおりに、ゆうがたから、あめがふってきました。
ぼくが、にわにでて、もどってくるたびに、かいぬしは、
「ほらもう、せなかが、ぬれて」といって、
ひざにのせて、てで、ふいてくれます。