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ぼくは、ぬくぬく(カツジ猫)

みなさん、おはようございます

よのなかは、さむいみたいですが、ぼくは、もうふのなかで、あたたかくしています。
あさ、いつまでも、おきないので、かいぬしは、
「べっどを、きれいにできない」と、なげいていて、
「まだそんなとしでもないだろうに。すこしは、おそとをかけまわっておいで」と、
むちゃなことをいいます。

かいぬしは、いなかのいえで、おばさんがもっていた、
ものすごくおおきい、はねぼうきを、みつけたそうです。
「なんにつかっていたんだろう。
というか、つかったこんせきもないんだけど。
りっぱなもので、たかかったとおもうんだけど、
もう、はねがぬけはじめているみたいだし、
でも、すてるけっしんはつかないし。
もってかえって、おまえのおもちゃにできないかとおもうけど、
あんなのみたら、おまえは、にげだして、
もういえに、はいらないようなきがするしなあ。
てんじょうにでも、つるしておくかなあ」とか、
いろいろ、まよっているみたいです。
どんなのか、ぼくも、ちょっとみてみたいです。

さいきん、「おやつ」だけじゃなくて、
どらいふーども、おいしいので、
ぼくは、まいあさ、だいどころの、つくえのうえで、
かいぬしに、あさのおやつをさいそくして、
かいぬしが、ちょっと、おさらにもりつけるのがおくれると、
つくえをとびおりて、どらいふーどをたべにいきます。

「わー、まって、かつじ」と、かいぬしはさわいで、
「ねこは、しつこいというけど、
おまえはほんとうに、あきらめがいいというか、
きむずかしいというか、
ぜったいに、にんきのらーめんやで、れつにならんだりしないたいぷだね。
そんなんだと、せいぞんきょうそうに、かてるわけないぞ」
と、いみふめいなことを、ぶつぶついっています。

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カツジ猫