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ぼくは、はなを、おる(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

かいぬしは、ちょっとすずしくなったので、
このごろ、えあこんをつけていません。
それで、「はなが、はやくかれそうで、しんぱい」といって、
えらぶのに、くろうしているみたいです。

このごろ、「これはかわいいし、じょうぶそうだし」といって、
あかい、かーねーしょんをかってきました。
まっかじゃなくて、まだらみたいなもようです。
かいぬしは、「なかなかいいじゃん」といって、
たいせつに、かびんにいれていました。

ぼくは、かーねーしょんがすきです。
とがったはっぱが、すりすりすると、きもちいいからです。
こんかいのは、とくに、はっぱのかんじがよかったので、
なんべんも、すりついていて、かいぬしが、
ごはんをくれても、みむきもしなかったので、
かいぬしは、「はなよりだんご、じゃなくて、
さしみより、かーねーしょん、かい」と、
あきれていました。

そしたら、とうとう、はなが、なんぼんか、
とちゅうから、おれてしまって、かいぬしは、
「なげかわしいことだ」といいながら、
みじかくなったはなを、ちいさいかびんにいれて、
かみだなに、かざっていました。

「しょうこしゃしんをとってやる」といって、
ぼくが、はなにすりついているところを、しゃしんにとったけど、
ぜんぶ、ぼけてしまったみたいで、
「あくうんのつよい、やつだよ」と、かいぬしはいいながら、
なんとか、みられそうな、にまいを、えらびました。
これが、その、しゃしんです。

かいぬしが、ぼくのまえに、かわいがっていた、
きゃらめるさんは、むぎのほに、めがなかったそうで、
かいぬしは、はるになると、いつもむぎのほを、
きゃらめるさんのために、かざります。
「おまえの、めいにちには、かーねーしょんを、かざってやるから、
たのしみにしとけよな」と、いわれました。

そんなに、つごうよく、かーねーしょんの、あるころに、
ぼくが、しぬとでも、おもってるのかな。
かんがえることが、あまいよな。

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カツジ猫