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ぼくは、ばちばち(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

ぼくは、げんきにしています。
 さむくなったので、よるは、かいぬしの、くびのちかくに、くっついてねます。
 ふとんのなかは、あつすぎるので、まくらのうえにねます。

あさも、きもちがいいので、そのまま、ずっとねていて、かいぬしは、
「べっどめいきんぐが、できないよう」と、なげいています。

てれびが、おもしろいから、いつもは、べっどのすみのほうにねて、
てれびをみているけど、ねようとおもって、かいぬしにちかづいていくと、
かいぬしが、よろこんで、ぼくのはなのさきや、あたまをなでるんだけど、
このごろは、そうすると、ぱちぱちぱちと、なにかが、はじけて、
ぴりぴりします。

「ふゆになったからかな。これは、せいでんきというものだよ」と、
かいぬしが、おしえてくれました。
 「ねこのけがわは、せいでんきをうみやすいらしいよ。
むかし、こうこうの、じゅぎょうで、せんせいが、きんぞくのぼうか、なにかを、
けがわにこすって、せいでんきをつくってみせてくれたけど、
いまおもうと、あれは、ねこのけがわだったんじゃないかな。
しろっぽい、はいいろみたいな、よごれたけがわだったけど、
せんせいは、どこで、てにいれたのやら」と、いっていました。

きのうは、おきゃくさんがきました。
 さいきん、ひろったこねこを、ひきとって、かいはじめたそうで、
かいぬしとおなじに、ねことふたりぐらしらしいです。
 ぼくをみて、「かわいいねえ、やわらかいねえ」といって、
なでて、しゃしんをとりました。
 なでかたが、きもちよかったので、ぼくは、こうふんして、かみついたけど、
おきゃくさんは、「はいはい、なれてるからへいきよ」といって、
ちっともあわてませんでした。

かいぬしは、そのひとの、こねこのしゃしんをみて、
「ちょう、かわいい。うちのにわにいて、そだててやった、こねこに、にている。
あしが、ながいから、きっと、おおきくなるよ」といっていました。
「じゅういさんは、かるてに、くろきじ、とかいていましたよ」と、
おきゃくさんは、いっていました。
「あかきじ、もいるからね。うちの、きゃらめるは、あかきじだったよ」と、
かいぬしは、いっていました。

ぼくも、もようてきには、くろきじなのかな。
おきゃくさんは、ぼくのあしのうらの、にくきゅうをみて、
「うちのもそうだけど、くろいんですね。
くろいのは、がいこくからきた、ちすじだそうです」といいました。

かいぬしは、「まいにち、いそがしくて、たのしいけど、
かきたい、てがみがたまってしまって、ちっともかけない」と、あせっています。
ぱそこんげーむとか、してるまに、ちゃっちゃとかけばいいのにさ。
みなさん、もうすこし、まってやっていてください。

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カツジ猫