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ぼくは、ふさふさ(カツジ猫)

みなさん、こんばんわ

まいにち、たいへんなあつさです。
おにわの、ぼくのといれのすなも、
おひさまをあびて、ぽかぽかしています。
かいぬしは、かなあみのそとから、それをみて、
しんぱいになったのか、
ぼくが、つくえのうえで、ねていたら、
しっぽをもちあげて、ぼくのおしりのあなを、みていました。

なにをしているのかとおもったら、
「ねこのおしりの、あなのまわりは、わりと、けがないはずだけど、
おまえは、あなのまわりも、わりと、けがはえているのね。
あの、あついすなのうえに、すわったら、
やけどするんじゃないかと、しんぱいになったけど、
これなら、だいじょうぶそうね」と、あんしんしていました。

きょうは、ゆうがたちょっと、あめがふったけど、
そのあいだも、おひさまがかんかん、てっていました。
とおくで、かみなりも、なっていました。

「へんな、てんきだね。
でも、こんなときには、にじがでないかな」と、
かいぬしは、きたいしていたけど、
そとに、みにいくげんきはなかったみたいです。

かえってきた、ぼくのせなかをさわって、
「あ、ぬれてる。まだ、ふってるのか」と、
いっていました。

あついので、ぼくは、いえのなかでは、
つめたいゆかのうえに、ながくなっています。
いろんなところに、のびているので、
かいぬしは、うっかり、ふみそうになっては、
「おっ」といって、よけています。

ぼくの、けの、もようは、「あめしょー」みたいな、
はいいろに、くろの、うずまきもようです。
でも、けがながいから、「あめしょー」ではないです。

けの、もようは、ひょうめんだけで、
けの、ねっこは、しろいです。
「さまーかっとにしたら、こいつ、ただの、しろねこになりそう」と、
かいぬしは、よく、ひとにいっています。
このごろ、ぶらしをよくかけてもらうので、
そのせいか、ぼくのけのもようは、ぼけてきました。
いまは、うずまきが、あまり、みえません。
「ふゆになったら、また、ふっかつするさ」と、
かいぬしは、いっています。

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カツジ猫