ぼくは、ふっかふか(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
あさから、あめです。
かいぬしは、「きのうまでいいてんきだったのにな。
まちに、かいものにいくのに、
かいてきな、どらいぶをしようとおもっていたのに。
ざんねんだけど、きや、はなのためには、
このくらいのおしめりが、あったがいいしね」
といいながら、けさのせんたくは、さぼるみたいです。
かいぬしは、いなかのいえから、にもつをいろいろはこんできて、
せっせとまいにち、かたづけています。
このまえは、はねぶとんや、はだぶとんを、もってかえってきました。
「とうめん、おくところがないから」といって、
べっどのうえに、かさねて、かけました。
それで、べっどは、ものすごく、ふっかふかになりました。
まえに、ものすごく、ふかふかのりっぱな、はねぶとんをかけていたら、
べっどが、もりあがりすぎて、てれびのりもこんが、
うまくつかないとか、いろいろあって、
かいぬしは「ざんねんだなあ」といいながら、
けっきょく、そのふとんを、ひとにあげました。
でも、いまは、また、はねぶとんが、かさなっているので、
そのときと、おなじになっています。
「きもちはいいけど、わたしの、しゅみとしちゃ、
べっどは、ぴたっと、ひらたいほうが、なんかすきなのよね」
と、かいぬしはいいます。
でも、ぽんと、とびあがったら、ぼくのからだが、しずむほど、
ふかふかの、ふわふわなので、ぼくはだいまんぞくです。
まいにち、くものなかにいるみたいに、
ふとんに、しずみこんで、ねています。
かいぬしは、とおりがかりに、うえからさわって、
「おまえも、ふゆげで、ふかふかだし、
ふかふかのうえに、ふかふかで、
ふかふかふかふかふかふか。
でも、なかに、つめがある」と、いいながら、
ぼくのてを、つかんで、あそんでいきます。
このしゃしんは、べっどじゃなくて、
ろうかの、かごのなかに、ぼくがねているときのです。
てをのばして、のびをしたら、だしたつめが、もうふにひっかかって、
そのまま、ねてしまったので、
とおりがかりにみた、かいぬしから、
「あほやなあ」と、いわれました。(=^・^=)