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ぼくは、ぶりもたべる(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

きょうは、あめで、すこし、さむいです。
かいぬしは、まどぎわの、おおきなつくえのうえを、あさ、かたづけて、
きれいにして、しごとができるようにしました。
「これで、かっきてきに、さぎょうが、すすむだろうよ」と、
よろこんでるけど、ほんとかな。
さっきから、みていたら、そこで、おちゃをのんだり、ほんをよんだりして、
いいきぶんそうにしてるだけだけど。

かいぬしは、この、よせいをかって、
うえのいえの、にかいのようふくとかも、
かたづけたいらしいんだけど、
ぱそこんでする、しごともあるらしくて、
「ああ、からだがふたつか、みっつか、あるといいのになあ」と、
なげいています。
そういいながら、べっどで、ねている、ぼくのそばにきて、
しっぽをつかんで、かおにくっつけて、
「おけしょうぱふだよ」とかいったりして、あそんでいます。
なにをかんがえてるのか、わからないけど、
ぼくの、しったこっちゃないからな。

ぼくは、おさしみは「かわはぎ」か「とらふぐ」がすきなんだけど、
このごろ、どっちも、おみせにないそうです。
「どうせ、ほかのは、たべないんだよね」と、かいぬしは、
あまり、おさしみをかってきません。
このまえ、てーぶるのうえにいって、
かいぬしの、ごはんのおかずをちぇっくしたら、
いいにおいなので、しらべていたら、かいぬしが、
「おまえ、ぶりだいこんなんか、たべるきがあるの」といって、
ちいさいかたまりを、くれました。

なかなか、おいしかったので、ぼくはまた、たべにいって、
なんかいももらって、かなり、いっぱいたべました。
「おお、かいこうけんが、いうところの、
あたらしいてんたいを、かいたくしたね」と、
かいぬしはいいながら、のこっただいこんを、たべていました。

このしゃしんのかごは、なくなったおばさんの、だついかごです。
かいぬしは、ろうかにおいています。
ずっと、いかなかったけど、このまえ、いってみたら、
あたらしいもうふが、はいっていて、きもちよかったので、
ぼくは、ずっと、ねていました。
ひさしぶりだけど、このばしょも、わるくありません。
「ふちに、あごをのせてるのが、なかなか」と、
かいぬしは、みていて、わらいました。

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カツジ猫