ぼくは、ぼーるで、あそぶ(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
きょうは、とてもあたたかで、ぼくは、おもに、おにわで、あそんでいました。
でも、かいぬしが、うえのいえにいくと、かなあみのなかから、にゃあにゃあ、よぶので、
「おちついて、しごとができんだろ」と、かいぬしにいわれました。
かいぬしは、うえのいえを、かたづけていて、ふるい、ねこのおもちゃがみつかると、
「ほれ、おみやげ」といって、ぼくに、もってきてくれます。
それで、だれが、あそんだのかわからない、ふるい、ちいさい、ぼーるなんかを、
ぼくは、いくつも、もらいました。
すずが、ついているのもあって、ちりちり、おとがします。
でも、ころがして、あそんでいると、
いつも、べっどのしたや、かーてんのしたにはいって、しまうので、
ゆかは、ちらからずに、いつも、きれいです。
かいぬしは、「あれ、また、なくしたの」といって、
べっどのしたをのぞいて、ねこじゃらしで、ぼーるを、だしてくれます。
ぼくが、はっするして、ゆかに、あおむけに、ころがっていると、
かいぬしは、ぼくに、ぶらしをかけます。
さいきんは、ぼくは、おなかに、ぶらしをかけてもらうのも、
ちょっとだけ、すきになりました。
でも、あまり、けがぬけないので、かいぬしは、
「はりあいがないなあ」と、いっています。